大輪でピンクが鮮やかな「プリンセス・アイコ」…では27年「横浜花博」成功のカギを握る“女性皇族”といえば 皇室とバラの深い関係

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「花の万博」と呼ばれる「2027年国際園芸博覧会」が、1990年の大阪花博以来、37年ぶりに日本(横浜)で開催されることになった(2027年3月19日から)。横浜でバラの名所として知られる山下公園の「未来のバラ園」と、港の見える丘公園の「ローズガーデン」。そして横浜港のシンボルであるランドマークタワーの西方約1.8キロに位置する「横浜イングリッシュガーデン」では11月にかけて、秋バラが見頃を迎えている。

 花博に出展する公益財団法人・日本ばら会の名誉総裁は、三笠宮寛仁親王妃家の信子さまが務められている。そして、東京五輪の誘致に尽力した高円宮妃久子さま、昨年の関西万博で名誉総裁を務めた秋篠宮さまに続く国家プロジェクトの国際イベント成功に向け、信子さまの“存在感”に注目が集まっている。

東京五輪と関西万博に続く

 花博は一般博(現・登録博)に位置付けられる通常の万博とは異なる、国際博覧会条約(BIE条約)に基づく特別博(現・認定博)であり、五輪とも肩を並べる、国の威信をかけたイベントだ。過去に日本で開かれた特別博は大阪花博のほか、沖縄海洋博(1975年)、つくば科学万博(1985年)がある。

 日本ばら会の会長は、信子さまの実兄・麻生太郎副総理だ。横浜花博の誘致を政府が決定し、閣議了解が行われたのは、横浜市選出でかつて「影の横浜市長」の異名を取った菅義偉総理、麻生副総理兼財務相の時代である。麻生氏を後見人とする高市政権にとっても、花博の成功は最重要課題と言える

 花博の予定地となっている場所は、横浜市の瀬谷区と旭区にまたがる242ヘクタールもの広大な土地で、東京ドーム52個分に及ぶ。そのうち100ヘクタールほどが花博区域になるが、ここは戦後、アメリカに接収されて米軍上瀬谷通信施設となっていたもの。日米両国政府による基地負担軽減交渉では返還に向けて話し合いが続けられてきたが、難航。2004年の返還合意後も調整に手間取り、2015年にようやく全面返還が実現した「いわくつきの土地」(横浜市関係者)だ。

「再開発を進めるためには、超大型のイベント誘致で一気に土地整備や周辺インフラの構築を行うしか選択肢がなかった」(同)という事情がある。

 一方、横浜市の“市花”はバラ。1989年、横浜市制100年と横浜開港130年を記念して正式に制定されたもので、西洋バラのうち多くの品種が江戸時代末期から明治初期の開港間もない横浜から日本に上陸していたことに由来する。そうした経緯もあり、横浜には3か所のバラの名所があるというわけだ。

 まずは、一大観光地として知られ、デートスポットの定番でもある山下公園にある「未来のバラ園」。190種2650株が植えられ、美しいバラのアーチと海に浮かぶ氷川丸、横浜ベイブリッジを一緒に写真へ収めることができる“映えスポット”を有する。

 また横浜・元町から坂を上ると、外人墓地などがある山手地区となり、横浜港を眼下に一望する、港の見える丘公園には3つの庭園が併設されている。横浜市イギリス館前の「イングリッシュローズの庭」、大佛次郎記念館の脇にある「香りの庭」、カスケードと呼ばれる階段状の水路がある「バラとカスケードの庭」である。バラは3庭園を中心に同公園全体で330種2200株が植えられている。

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