「消費減税に公明党はホントに反対できるのか」 「高市後」を見据えてジワジワ自民との距離を縮める公明・創価学会
代表を交代した公明党
公明党は3日の党大会で新たな代表に岡本三成元政調会長(61)を選出した。前代表の任期満了が迫っていたことはともかく、今年2月の衆院選直前に急遽結成された中道改革連合の分裂を受け、党出身の衆院議員28人が復党し、新体制の構築が急がれたことの方が大きいようだ。公明と支持母体・創価学会は政界でどのようなスタンスを取るのだろうか。
【写真を見る】必死の形相で公明党議員の応援演説を行う「久本雅美」「柴田理恵」
岡本氏はこれに先立つ中央幹事会で「新生公明党のリーダーとして新しい党の出発を切れるよう頑張りたい。中道改革連合の取り組みが実を結ばなかったことは申し訳ない気持ちでいっぱいだが、中道政治を実現するという目標は寸分たがわず今後も追求し、国民に信頼してもらえる党に成長させたい」と述べた。
岡本氏は衆院比例代表東京ブロック選出の当選6回。ゴールドマンサックス執行役員を経て2012年の衆院選で初当選し、自民党との連立政権で外務政務官や財務副大臣を務めた。
中道改革連合の大失敗
「代表就任のタイミングで、自身が在日韓国人3世として佐賀県に生まれたこと、日本で育ち東京の大学を卒業するタイミングで日本国籍を取得したことなどを明らかにしたことが話題になっていました」
と、政治部デスク。
「それはともかくとして、岡本氏の代表就任は以前から“時間の問題”とされていました。政局的なセンスはほぼないとの評価はあるにせよ、直近の斉藤鉄夫、竹谷とし子の両代表に比べれば期待する声は大きいですね」(同)
党勢の拡大は喫緊の課題だが、問題は連立離脱前から指摘されていた得票数の減少である。
「年を経るごとに選挙を経るごとに得票は右肩下がりで推移してきました。昨夏の参院選の比例選での得票はピーク時から4割減の520万票あまり。支持基盤である創価学会員は自民が主導する政策に賛成していない者も多く、そんな党の所属候補のための選挙活動に虚しさを感じてきたといいます。特に若い世代にそういった傾向は顕著で、その行き詰まり感が立憲民主党との中道改革連合結成という道を選択させた面もあると思います」(同)
[1/2ページ]


