「パランティア」に「アンドゥリル」 なぜ『指輪物語』は米国テック右派に愛されるのか
米テック企業のPalantir(パランティア)、Anduril(アンドゥリル)の社名が、J・R・R・トールキーンの『指輪物語』のアイテムに由来することは、今となっては知られた話だ。データ分析と防衛テクノロジーを手がけるIT企業が、なぜファンタジー小説の固有名詞を掲げるのか。背景にあるのは、ピーター・ティールをはじめとする“テック右派”と呼ばれる人々の、『指輪物語』への深い傾倒がある。しかし、『指輪物語』は1960年代のヒッピー文化と結びついた“左派の古典”という印象も強かった。...

