大阪出張の“裏ワザ” 東京へ戻る最終電車は何と午前0時34分!

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ぎりぎりまで仕事という使い方も

 そんな中途半端に呑むぐらいなら、駅弁やビールを買い込み、新幹線の車内で一献というほうがよほど落ち着く――。こんな風に考える飲兵衛もいるに違いない。新幹線で呑むのは楽しい。だが、大阪の美味を楽しめないのは、損した気になるのも事実だ。

 ところが、なんと翌日の0時34分という終電が存在する。2軒目どころか、カラオケやバーに行く時間も取れる。この“裏ワザ終電”について、鉄道に詳しい雑誌編集者が解説する。

「寝台特急の『サンライズ瀬戸・出雲』が大阪駅を0時34分に出発するんです。横浜駅着は6時44分、東京駅着は7時8分です。長距離バスの夜行便と同レベルの滞在時間を実現させますし、しかもベッド完備です。正直なところ、快適性は比べものになりません。足を伸ばして寝ることができますし、有料ですがシャワールームも用意されています。シングルやシングルデラックスを選べば個室です。ドアには鍵をかけられますから、パソコンなどの貴重品も安全です」

 もちろん、料金はバスよりも高い。しかし安眠のレベルは比較にならない。まさに“動くビジネスホテル”に乗って、早朝の東京に到着できる。

 バスの到着は午前9時台で、やや始業時間に間に合うか不安がある。渋滞の場合もある。一方のサンライズは午前7時に東京駅に着く。これなら相当の余裕をもってオフィスに向かうことができるだろう。

「大阪で遊ぶ話ばかりになってしまいましたが、もちろん、ぎりぎりまで仕事をするためにサンライズを押さえておくということも可能です。私の周りでも、会議などが延びて新幹線の終電に間に合わなかったという人もいました。大阪の中心地からは、新大阪も伊丹も関空も離れています。ところがサンライズの場合は大阪駅に到着しますから、それだけ移動時間もかかりません」(同・編集者)

 残念なことに、サンライズが大阪駅に停車するのは、上りの東京行きだけだ。下りは臨時列車を除き、大阪駅を通過してしまう。臨時列車などもある。くれぐれもダイヤ確認などの注意をお願いしたい。

週刊新潮WEB取材班

2018年5月13日掲載

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