初めて露わになる近代日本のせつなさ/『愛と暴力の戦後とその後』

庶民派の才人にとって戦争とは/『八代目正蔵戦中日記』

「時代の子」太宰に根深く潜む主題/『作家太宰治の誕生』

政権を内から見た言論人の「悲哀」/『官邸危機』

今蘇る柳田の「経世済民」の志/『遊動論 柳田国男と山人』

幼な馴染みによる「開かれた皇室」本/『今上天皇 つくらざる尊厳 級友が綴る明仁親王』

「良心的出版社」を再吟味する/『物語 岩波書店百年史 2』

生き生きと再現された藤圭子との会話/『流星ひとつ』

「公平で穏健な植民地統治」の姿/『「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945』

読み換えられた「古典」/『「平家物語」の再誕』

明治の「知」をめぐるドラマ/『国史大辞典を予約した人々』

先人たちの思索と真摯に格闘する/『ナショナリズムの復権』

日中の近代史を書き換える試み/『真実の満洲史【1894-1956】』

軟派本が伝えるアナーキーな空気/『粋人粋筆探訪』

文士を動かす好不況の波/『カネと文学』

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