「学生に深夜の実験をさせなかった」 硤合憲三氏の若手スタッフへの思いやりと、非凡さ 「30年以上一つのテーマに取り組む人は、なかなかいない」
日本人のノーベル化学賞受賞は2年連続、10人目の快挙となる。昨年の北川進氏に次いで栄誉に輝くことが決まった、東京理科大学名誉教授の硤合憲三(そあいけんそう)氏(76)。知られざるユニークな人柄について、かつての共同研究者が明かした。
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生命の起源とは何か――。硤合氏の発見は、哲学的かつ壮大な謎の解明に、一石を投じたとされる。ノーベル化学賞の選考委員は“硤合反応”と呼ばれる氏の研究について、「有機化学史上、もっともエレガントな実験の一つ」と賛辞を贈った。...

