教養なきリーダーが国を滅ぼす 『国家の品格』藤原正彦の真っ当すぎるリーダー論

社会2019年1月18日掲載

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 カルロス・ゴーン氏にかけられた嫌疑が本当なのか、それとも本人が主張するようにえん罪なのか、弁護士や元検察官など法律専門家の間でも見方は真っ二つに割れている。しかし、一つ言えるのは、トップとしてのゴーン氏の存在感は、この20年ほどの日本の財界においても突出したものだったということだ。

 おそらく多くの人は、今回の事件まで日産の現在の社長の名前を知らなかっただろう。別に不思議ではあるまい。7日、経済3団体(日本経済団体連合会〈経団連〉、日本商工会議所〈日商〉、経済同友会)の恒例の新年祝賀パーティーが開かれたが、それぞれの団体のトップの名を挙げられる人は、滅多にいない。...

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