兵庫・コーンロウ問題で茂木健一郎氏は「クソみたいな教師」「恥を知れ」…筑波大教授が指摘する“問題の本質”とは

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賛否両論のツイート

 この記事自体の反響も大きかったが、脳科学者の茂木健一郎氏がTwitterで学校側の対応を厳しく批判したことで、さらに論争が活発化した。

 茂木氏はTwitterで毎日新聞の記事を引用し、2回の投稿を行った。全文は以下の通りで、改行は省略した。

《クソみたいな教師たち、最低の学校。恥を知れ。生徒がかわいそう。隔離された子も、そのほかのすべての子も。》

《髪型をあれこれ言うことに何か意味があると思っている頭の悪い教師たちが日本中にいると思うと残念でたまらない。多様性を大切にせず、本質がわからない。アホどもに、牛耳らせていると、国が、滅びるぜ。》

 この投稿に賛否両論のツイートが殺到した。まずは賛意を示すツイートから2つを紹介しよう。

《差別はよくないと言われる世の中で、見た目で判断するような校則や教師はいかがなものか》

《必要最低限の節度を求められるのは理解できるけど、今の校則は度が過ぎている》

 その一方で、茂木氏の見解に疑問を投げかけるツイートも少なくなかった。同じように2例を引用する。

《当日にこの頭髪で行っても良いか事前に相談をしなかった生徒側に問題があり、学校と教師側に非はない ルールと相談をすることを軽視した結果であり何ら学校、教師側には落ち度はない》

《髪型含めて身だしなみは大切だし、高校に所属している間は校則に従うのが当然では?》

次ページ:批判の理由

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