フランスでコロナワクチン接種希望者が他国に比べ圧倒的に少ない理由

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供給も遅れているけれど

 政府はアストラゼネカ社製のワクチンを接種計画に組み込んでいましたが、入荷前になって、3月末までに納入されるのが460万回分、当初予定の約半分になると発表しました。

 そのため、パリを含むイル・ド・フランス地域では、2月2日以降の新規のワクチン接種が2万件以上キャンセルされました。

 国内の製薬会社がワクチン開発計画を打ち切るなど、供給面でもしばしば不安が指摘されていますが、フランスではワクチン反対派が多いため、接種計画は予定通りには進まないのではないでしょうか。

ヴェイサードゆうこ
翻訳家・ジャーナリスト。青山学院大学国際政治経済学部卒。ITベンチャーから転身し、女性向けweb媒体のライター、飲食専門誌の編集記者として執筆。2016年よりフランスに移住し、現在はYouTubeで現地情報を発信中(http://bit.ly/2uQlngQ )。

デイリー新潮取材班編集

2021年2月24日掲載

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