木下優樹菜が活動自粛、フジモンにも飛び火、業界が次に注目する“おしどり夫婦”の名

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“代役”を探すテレビ局

 最新の状況で言えば、夫の藤本敏史がテレビ番組で謝罪を行っている。例えばスポニチアネックス(電子版)は12月1日、「藤本敏史 妻・木下優樹菜のタピオカ騒動を謝罪 自身への批判も『夫婦なので』」との記事を報じた。

《お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(48)が1日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)に出演。タピオカドリンク店への暴言騒動を受け、活動自粛を発表した妻でタレントの木下優樹菜(31)に代わってあらためて謝罪した》

 反省の弁を延べ、本来は評価されてもおかしくないはずだが、SNSでは妻以上に評判が悪い。「夫ではなく妻が謝罪すべきだ」という意見なのかと思えばさにあらず、藤本自身が東京ディズニーランドでの“悪行”を働いたという情報がネット上で拡散しているのだ。

 真偽は不明のため、詳細は省かせていただく。だが、“まとめ記事”は現在も拡散を続けている。木下や藤本が入園客に暴言を浴びせる場面など、にわかには信じがたい目撃情報が詳細に記されている。芸能担当記者が解説する。

「木下さんと藤本さんがディズニーランドを嫌いだったら一笑に付されるところですが、運の悪いことにお二人は大のファンで知られています。プロポーズもシンデレラ城の前だったというのは有名なエピソードで、単なる怪情報のはずが、信憑性を感じる人がいるのは確かでしょう」

 ここまでくると、夫婦がそろって謝罪の会見を開いたとしても、炎上が止まるかどうかは分からないという。

「藤本さんが謝罪しても、世論は冷淡です。藤本さんにとっては嫌な展開だと思いますが、妻へのバッシングがご自身に“飛び火”する可能性が現実のものとなってきました。すでにネット世論は『木下優樹菜の顔は見たくない』という意見が大勢を占め、実際に活動停止へ追い込みました。次に『藤本の顔だって見たくない』という意見が賛同を集める可能性もあります」(同・記者)

 すでにテレビ局も“代役”を探しているのだという。民放キー局で番組制作を担当する関係者が明かす。

「芸能人のおしどり夫婦は、テレビ番組には欠かせない出演者といって過言ではありません。古くは高島忠夫(1930~2019)と寿美花代(87)、長門裕之(1934~2011)と南田洋子(1933~2009)が代表例。現役なら中尾彬さん(77)と池波志乃(64)さんご夫妻が筆頭格でしょう。今、注目を集めているのは藤井隆さん(47)と乙葉さん(38)、爆笑問題の田中裕二さん(54)と山口もえさん(42)のご夫妻でしょうか」

 もちろん、かつては藤本敏史と木下優樹菜の夫妻も、この枠で活躍していたことは言うまでもない。関係者は「佐々木健介さん(53)と北斗晶さん(52)が50代になって落ち着かれたので、その間隙を縫う形でフジモン&ユッキーナが重宝されました」と振り返る。

「私が注目しているのは、中尾明慶さん(31)と仲里依紗さん(30)の夫妻です。中尾さんは『愛妻の尻に敷かれるダメかわ夫』であり、仲さんは『鬼嫁キャラ』でも知られます。佐々木・北斗、藤本・木下の“後継者”としてぴったりだと思います」(同・民放キー局関係者)

 11月12日には「いい夫婦の日」で知られるが、中尾と仲は「カレンダーシェアアプリ」のTVCMで初共演し、オンエアが始まった。

「夫婦でCMに共演するということは、芸能界で“おしどり夫婦”と認定されたことを意味します。皮肉なことに、藤本さんと木下さんも今年2月、P&Gの洗剤『ジョイ』のCMに抜擢され、多くのメディアが好意的に報じました。こうなってくると、藤本さんと木下さんが失ったCM枠も、中尾さんと仲さんのご夫婦が起用されるかもしれません」

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