木下優樹菜が活動自粛、フジモンにも飛び火、業界が次に注目する“おしどり夫婦”の名

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あまりに口汚いDM

 少し時系列が飛ぶが、11月19日に情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系列・月~金・8:00)はDMの全文公開に踏み切った。以下に紹介しよう。姉の実名を書き、その「妹だけど」と木下が自己紹介する冒頭の一文だけは割愛させていただく。

《色々いいたいことあるけど、とりあえずさーインスタで宣伝したのが気に食わねえだの色々言われてたみたいだけどさーインスタから消すのがスジじゃないかなー?あと、弁護士たてて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね。

 いい年こいたばばあにいちいち言う事じゃないと思うしばかばかしいんだけどさー 嘘ついちゃって、あとひけなくて、焦ってるのばればれすぎだから、今のうちに、謝るとこ謝るなり、認めるとこ認めて、筋道くらいとおしなよ うそつき

 んで、給料明細だすの常識な。色々頭悪すぎな

 あと逆に週刊誌に姉がこういうめにあったって言えるからさ、ほんと、そろそろちゃんとしないと立場なくなるよー

 もーさ、やめなぁ? 覚悟を決めて認めなちゃい おばたん

 シカトですかー ごめんなさいとか すみませんでしたとか言えないの 認めたら負け?》
(註:出典はスポーツ報知(電子版)11月19日「木下優樹菜、タピオカ店どう喝騒動のDM全文を公開…『とくダネ!』が独自入手」)

 これで流れは決定的に変わった。篠原氏は《炎上事件は急展開。逆に木下優樹菜さんが炎上する事態となりました》と記したが、恫喝しているような文面はあるわ、そもそも文章が口汚いわ、ネット民の正義感に火をつけるには充分な“ネタ”となった。

 木下はインスタを削除、10月9日には謝罪文を発表する。だがネット上では炎上が続く。削除は姑息と受け止められ、会見を開かず、文章による謝罪にとどめたことは卑怯な弥縫策と見なされた。テレビのワイドショーが沈黙を守ったことも、「事務所の圧力か」と揣摩憶測をあおった。

 ここで木下が会見を開いて謝罪すれば、また違った結果が待っていたかもしれない。ところが10月23日にNHKが「神戸学院大の学園祭 木下優樹菜さん出演を中止 ネットの投稿でトラブル」と報じ、一気に“ニューズバリュー”が上昇してしまう。

 木下へ対するバッシングが可視化されたとも言えるだろう。さらに間の悪いことに、10月30日には「BACK TO SCHOOL!」(フジテレビ系列・水曜・22:00)の初回2時間スペシャル版に木下がゲスト出演。これが火に油を注いだ。さらにバッシングが強まり、11月18日には芸能活動の自粛が発表され、一般紙も報じる事態に発展した。

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