漫画家・畑中純の作品も並ぶ「エロティックアート」異色展覧会
「エロティシズムとは、死におけるまで生を称えることだと言える」(ジョルジュ・バタイユ)
そのバタイユの文芸作品を題材にした谷敦志の作品を含む、ちょっと異色な展覧会が東京・銀座の「ヴァニラ画廊」で開催中である。“エロティックアートのカレイドスコープ”と銘打つ「綺譚標本」(12月28日まで)。
本展覧会の担当者が語る。
「国内外のアーティストによる“多様化するエロティックアート”に焦点をあて、絵画、版画、写真作品、コミックアートなど多岐にわたる表現から、人間の肉体や性を通じて、私たちは真にいかなるものであるか、観るものに問いかけます」
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