なぜ作ろうと思ったの? 「ガリガリ君 ナポリタン味」を彷彿とさせる「ファンタ味のベビースターラーメン」

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 おやつカンパニーはフレーバー炭酸飲料「ファンタ」味のベビースターラーメンを、コンビニで7月3日から、スーパーマーケットで24日から発売する。フレーバーは2種類、「キブンがあがるグレープ味」と「キブンはじけるオレンジ味」(各50円/税別)だ。

 この発表を受け、SNSでは早くも「嫌な予感しかしない」「なぜこんな明らかに売れないものを作るのだ」「普通にベビースター食いながらファンタ飲むわ」と懐疑的な声が多数上がっている。
 
 これまでにも様々な商品で“奇抜なフレーバー”が限定発売されていたが、すぐに思い出されるのは、赤城乳業株式会社が販売している「ガリガリ君」ではないだろうか。

 コーンポタージュ味、シチュー味、ナポリタン味、メロンパン味など、「え?」と思うようなラインナップを発表。中でも、入社2年目の若手のホープが開発したナポリタン味は、あまりの不味さに全く売れず、なんと3億円近くの赤字を叩き出したというが、その不味さが逆に話題となった。

 また最近では、日清食品が、『黒歴史トリオ』と称し、「カップヌードル サマーヌードル」「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」「日清焼そば 熱帯U.F.O.」の3種類を7月3日から発売することを発表。この3種は過去に発売したものの、全然売れず黒歴史になった商品とのことだが、「2017年、意地の再発売。」と銘打ち、「今ならいけるかなって、思っちゃったんです。なんか、すいません……」と弱気なんだか強気なんだかわからない姿勢で、再び勝負に出る。

 果たしてベビースターラーメン「ファンタ」味は、吉と出るのか凶と出るのか。SNSでは「識外れの組み合わせが後のスタンダードに成り得る可能性。チョコミントとか出始め『歯磨き粉の匂い』って大バッシングだったんだぞ」と期待を寄せる声も上がっている。

デイリー新潮編集部

2017年6月30日掲載

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