敗北に終わったプーチン会談…安倍官邸はなぜ前のめりだった?

政治週刊新潮 2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号掲載

 かつての東西冷戦よろしく、普段、日本の大手紙は左右に分かれ、互いに牽制し合っている。しかし、今回の首脳会談では、気持ち悪いほどに、見事に評価を一致させた。日本の敗北だと……。ならば、前のめりに映った安倍官邸の姿勢は、一体何だったのだろうか。

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〈日ロ首脳会談 あまりに大きな隔たり〉(朝日)

〈領土解決ほど遠く〉(毎日)

〈進展みられず〉(読売)

〈「引き分け」より後退か〉(産経)

 首脳会談直後の各紙には、こんな見出しが躍った。「安倍政権応援団」とも言われる産経までがこう評したことは、大方の日本人の「失望」を象徴していた。

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