「佳子さま」に集まる同世代女性からの支持…フォトブック発売に、ファッションが話題になった過去も 「愛子天皇」待望論とは異なる羨望の正体

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分岐点には常に眞子さんの影

 その後も2023年4月、女性週刊誌が改修工事を終えた秋篠宮邸に佳子さまが引っ越さず、仮住まいしていた赤坂御用地内の別の建物にそのまま残り、隣家なのに一人暮らしをされている、と報道。

「卒業後に即就職とならないケースも実家近くの一人暮らしも、一般の人にはよくあること。お姉さんの騒動のとばっちりと感じました」(前出の宮内庁元幹部)。

 一方、一人暮らしバッシングから半年後、佳子さまはペルーを公式訪問。この頃から公務で式典やイベントに積極参加し、手話を駆使する姿がテレビのニュースに登場する機会が増えた。30歳を迎えられた際には複数のフォトブックが出版されている。好意的な受け止めも、目に見えて増加している。

「2023年からの3年間の外国への公式訪問だけをみても、11人いる女性皇族の中で、単独での渡航は、彬子さまの5回に次いで2番目となる3回。ご公務への貢献ぶりは顕著で、佳子さまへの人気はV字とまではいかずとも、かなり回復していることは事実です」(同)

 かつて「若きプリンセス」として国民的人気を博した皇族がいた。上皇陛下の妹の島津貴子さんだ。皇族時代は「清宮さま」と呼ばれ、当時から奔放な発言やファッションで、同世代の女性から注目の的だった。

 貴子さんは結婚前に「皇族歌手一号の方は清宮様」、結婚後も「島津貴子さんが『紅白歌合戦』の審査員に!?」と報じられるなど、人気タレントのような扱いだった。もちろん歌手デビューも審査員もしてはいないが、他のテレビ出演などで、開かれた皇室のPRに一役買っている。民放関係者はこう語る。

「佳子さまも視聴者の関心が高い点では同じです。公務を取り上げた報道がここ数年、増えましたが、ルッキズムや不敬との批判を覚悟の上で、テレビマンとして本音を言えば、画(え)になる佳子さまの活動はニュース価値が高い」

 皇室に残るか否かに関係なく、佳子さまには将来、テレビ出演などのオファーもあり得るが、注目されることは決して悪いことではない。注目度の高さを生かすことで、公務の重要性を多くの国民に発信していくことも可能だ。皇宮警察OBはこう話す。

「佳子さまは、眞子さまを反面教師とは見ていないはずです。バッシングを受けるのは、“等身大”の自分たちを、きちんと表現できていなかったからだと今はお考えなのです。熱心なご公務は、決してパフォーマンスではないのです」

 佳子さまに求められているのは、皇位の継承ではなく「令和の清宮」よろしく“皇室のスポークスマン”としての活躍なのではないだろうか。

朝霞保人(あさか・やすひと)
皇室ジャーナリスト。紙媒体やWEBでロイヤルファミリーの記事などを執筆する。

デイリー新潮編集部

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