「末っ子はやっぱりできそこないなのかしら」中学受験を拒んだ息子への妻の態度がヒドすぎる…合格した娘を抱きしめ「才能がある」 50歳夫が抱いた不信感
【前後編の後編/後編を読む】不倫相手と暮らしている間に、自宅の「レコード」「鉄道模型」を勝手に売られた…「妻を訴えたい」50歳夫の怒りと葛藤
不倫が配偶者に露見すると、人はどういう決断を下すのか。いろいろ取材で見てきたが、不倫相手と別れる決意を固める人が多い。もちろん、その後、ほとぼりが冷めたらまた会うようになることもある。あるいは少数派だが、離婚して不倫相手と一緒になる人もいる。いずれにせよ、決断を下して次の段階に移るまでは、相当の葛藤と迷いがあるはずだ。今回は、その渦中にある男性に話を聞くことができた。
沼田武龍さん(50歳・仮名=以下同)は、1年ほど前に若い女性との関係が家族にバレて家を出た。まだ離婚はしていない。せめて子どもたちとの関係を修復してから離婚届を出したいと考えているそうだ。
「妻とうまくいっていなかったのは確かですが、それが不倫の原因ではありません。自分の今後の人生を賭けてもいいような女性に出会ってしまった。だから僕としては、しかたがなかったんです。でも妻や子どもたちからみれば、何をふざけたことを言ってるんだ、責任はどうとるつもりだと思うでしょう。それもわかる。だから悩んでいるし困っているんです」
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のんびりした家に育って…浅い恋愛
武龍さんは東京近郊のとある町で生まれ育った。地元の中学を出て県立高校へ、そこから都内の私立大学に入学した。広告に興味があり、大学時代は広告関係のサークルに所属、運よく広告会社に就職できた。
「大手ではありませんが、アットホームな雰囲気が僕にはむしろ向いていたみたいです。僕が育った家庭は両親ものんびりしていて、甘々な雰囲気だったんです。闘って勝ち抜くということを、両親ともに嫌がっていました。父はまじめな公務員、母も幼稚園の教師でしたが、ふたりには『やりたいだけやるような人生を送りなさい』と言われていました」
少しのんびりしていて、なおかつ好きな広告の仕事ができるのは彼にとって天国だった。先輩や上司とも積極的にコミュニケーションをとり、仕事を身につけていった。
慣れてくると先輩たちと飲みに行ったり遊びに行ったりもした。仕事で取り引きのあった他社の女性とつきあったこともあるが、浅い恋愛だけで終わった。
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