「DeNA残留が決まっているわけではない」 契約最終年の「筒香嘉智」 FA権行使なら獲得を狙う「ライバル球団」の名前…高評価を集める“打力だけではない”強化ポイントとは
球団史上初のリーグ連覇を飾った阪神は、14日から日本シリーズ出場をかけ、CSファイナルステージでDeNAを迎え撃つ。
その阪神で今オフ人事の最大の焦点となっているのが、史上9人目の三冠王を獲得した佐藤輝明内野手(27)。今オフ、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を球団が容認した場合、その穴を埋めるため、クリーンアップを打てる強打者の獲得が最優先事項となる。今季来日初の首位打者に輝いた日本ハムのフランミル・レイエス外野手(31)の動向が注目されているが、現時点で残留するという見方が強い。そこで、獲得の有力候補として考えられる強打者が、今年限りで複数年契約が切れるDeNAの筒香嘉智(34)だ。日米通算270本塁打をマークしている和製大砲はベテランの域に入ったが、打撃に衰えは見られない。今オフにFA権を行使した場合は、リーグ最強チームが争奪戦に参戦する可能性が十分に考えられる。
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ポスティング容認の可能性が高い
米国メディアが、「メジャーで通用する強打者」として佐藤を大きく取り上げている。広い甲子園が本拠地でも2年連続本塁打王を獲得したパワーに加え、コンタクト能力も上がっている。阪神を取材するスポーツ紙記者によれば、
「佐藤が抜けたら大きな痛手になりますが、メジャーへの思いは強い。三冠王でリーグ連覇に導いたチームへの貢献度を考えると、球団が今オフにポスティングシステムを容認する可能性が高いのでは」
その場合、彼の穴をどう埋めるかが3連覇への重要課題となるが、
「1人の選手で埋めるのは難しいです。助っ人外国人の補強が重要になりますが、日本の野球に通用するか未知数な部分がある。FA補強を視野に入れるべきでしょう」(同)
坂倉将吾は否定的
阪神は近年、若手の育成に力を入れ、FA補強は西勇輝を獲得した8年前の18年にさかのぼる。生え抜きの選手が一本立ちすることで長年活躍できるのは大きなメリットだが、常勝軍団を築くことを考えると、FA補強も有効な手立てになる。圧倒的な強さでリーグ3連覇を飾ったソフトバンクは22年オフに近藤健介、23年オフに山川穂高と同一リーグ他球団の強打者をFAで補強している。
今オフのFA市場で、広島の4番を張る坂倉将吾が野手の中で最も注目度が高い。だが、前出のスポーツ紙記者は阪神入団に否定的な見方を示す。
「三塁を守れることを考えると、佐藤の抜けた後釜として考えられますが、パワーヒッターというタイプではない。坂倉は千葉出身なのでFA移籍するとすれば、在京球団を選ぶんじゃないですかね」
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