「コカイン逮捕でピースサイン」の再演ができなかった理由 数千万円の移籍話も消えた六本木トップキャストを待つ転落のシナリオ

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コカイン所持での起訴はどうなる

 六本木の有名高級店「ジャングル」のトップキャスト、ヤマトリノこと田沢梨乃容疑者(27)が7日、コカイン及びケタミンを使用した疑いで交際相手の福本康太容疑者(28)とともに警視庁に再逮捕された。

 最初の逮捕は9月、コカイン所持の現行犯で、それに続く逮捕となる。ケタミンの危険性や流行ぶりについては前編(「コカイン逮捕でピースサイン」の六本木トップキャストが飛びついた流行のドラッグ)で詳しく解説した通りだ。

 逮捕以降の経緯を細かく見ると、再逮捕の前日に田沢容疑者らはケタミンの所持で起訴されたものの、実は最初の逮捕容疑であるコカインの所持については、この時点では処分保留となり、起訴されていない。一見、チグハグにも見える当局の対応なのだが、どういうことなのか。背景には、コカインが入っていたとみられる袋の多さが関係しているという。

「押収した袋が21もあるのです。その内側にごく微量の粉末が付着していて、全て鑑定するのに時間がかかっているのです。あとは、コカインの所持に至るまでの経緯について、引き続き裏付け捜査が必要だという検察の判断もありました。ただ、最終的にはコカインの所持でも追起訴される見通しで、コカインとケタミンの2つの違法薬物の所持と使用の罪について裁判で審理されることになるでしょう」(捜査関係者)

ピースサインが消えた理由

 田沢容疑者は元々YouTubeやインスタグラムなどで積極的に発信し、さらにネットの番組にも出演し、高い知名度を誇っていた。それに加えて、当初逮捕された際、留置場所である原宿警察署に車で入る際や検察庁に送検される時に、独特のポーズやカメラ目線で笑顔を見せたことが話題となった。まるで映画かドラマのような送検シーンが繰り返しメディアに流れたことを覚えている人も多いだろう。

 ただ再逮捕の時には、そうした姿がカメラに映ることはなかった。背景には、警視庁上層部の意向も働いたようだ。

「いきなり自宅に踏み込まれたこともあって当初は冷静さを失っていたんだろうね。報道側が差し向けるカメラに対して、強がっていたというか妙なアピールをしていたということでしょう。あんなポーズやサインは世間に対する印象が悪くなるだけだし反省していないと受け止められるから、本人にとって何もいいことはないんだけどね。何か勘違いしていたのかな。ただ、警視庁としても変に利用されたくないし、パフォーマンスに付き合うのも馬鹿馬鹿しいからね。その姿を撮影できないようにしたというわけだ」(捜査幹部)

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