「母と養父」に“30時間の暴行”を受け絶命した「6歳男児」 施設職員が見ていた生前の無残な姿「顔は腫れ左目に眼帯。階段すら自力で上がれない」
“一時帰宅”と偽って施設から連れ出す
地獄の瞬間は暑い夏とともにやって来た。BとCは夏休みを迎えたA君を“一時帰宅”と偽って施設から連れ出し、またもや虐待の限りを尽くして……遂には幼い命を奪ってしまうのだ。
8月7日のことだった。しかもこの夫婦は、殺したA君の遺体を入れたゴミ袋をボストンバッグで隠し、夕クシーで北堀運河の水門近くに運んで捨ててしまう。
「わしらがそれを見つけたのは13日のことだったが、もしも次の日だったらゴミ袋は大阪湾に流されていて、永遠に海の底に沈んでいたはずだった。……14日は、予定通りなら水門を開けて、周辺に溜まったゴミを流す日だったのです」(第一発見者の男性)
(以上、「週刊新潮」2001年8月30号掲載記事より)
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求刑懲役10年に対し8年の判決
後の公判で明らかになったのは、実母Cと養父Bによる壮絶な暴行の詳細だった。暴行が始まったのは8月6日0時ごろのこと。A君が「家よりも保護されている施設が好き」と発言したことをきっかけに、7日の朝まで30時間余りも暴行を加えていたのだ。
正座を強いて足を崩すと殴打、両手両足を縛って紐を外すと腹部を蹴るなど、人間の所業とはとても思えないほどの内容。しかも、瀕死のA君を病院に連れて行かず、亡くなったことに気付くと即座に遺体の処理方法を相談し合っていた。
地裁尼崎支部は「A君の無念さは計り知れない」とBとCの行為を厳しく断じる一方、先の記事中にもある両者の不遇な生い立ちにも一定の考慮を加え、求刑懲役10年に対し8年の判決を下した。
“ヒマやから”と前の生徒の背中をカッターで――。第1回【「ポリ袋を破って茶色い手みたいなものが」…お盆の運河に浮かんだ小1男児の遺体 「小学生の頃からワル」の実母が“執拗な折檻”に至るまで】では、母親の素顔を報じている。
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