「母と養父」に“30時間の暴行”を受け絶命した「6歳男児」 施設職員が見ていた生前の無残な姿「顔は腫れ左目に眼帯。階段すら自力で上がれない」
脅迫して再婚、半年後に離婚
一方、我が子をアッサリと手放して、再び夜の世界に返り咲いたCは、なんと1年後には新しい男と再婚しているのである。スナックの元同僚が呆れ顔でこう話す。
「今度の相手は2歳年上の男だったのですが、元々、男の方はCと結婚するつもりがなかったんです。それなのに彼女は、頭をツルツルに剃り上げたヤクザまがいの兄を使って“おれの妹に手を出したな”と脅迫。殴る蹴るの暴力まで振るって、無理やり結婚にこぎつけてしまったのです」
結局は、2人はわずか半年後に離婚してしまうのだが、次に登場するのが今度の事件の共犯者・Bだった。
「2人は中学校の元同級生で、彼は、当時から彼女の憧れの存在だったそうです」
Bは母の手ひとつで育てられていて、父の顔すら知らない。中学を卒業してから就いた職業は、焼き肉屋やパチンコ屋のアルバイト店員。最近では、道路工事現場での軽作業だった。
「どんな素性か知らなかったが、大人になったBは、中途半端に染め上げた茶髪がむさ苦しい、ただのプータローになっていた。でも、彼女が惚れて一緒になった男だったのは確かで、ホステス時代に、客がちょっとからかっただけでも包丁片手に飛び出していった凶暴な女が、彼の言うことだけは素直に聞いていた」
児童手当5000円を目当てに
先の県警詰め記者が言う。
「結婚して4カ月後にCは子供を産んでいるので、2人の生活は苦しかった。借金を踏み倒しては夜逃げを繰り返す暮らし振りで、最近まで住んでいたアパートでもガスを止められ、携帯コンロでお湯を沸かして暮らしていた」
たまに訪れて来る客は暴力団員ふうのCの兄達か、今年51歳になる母親だけだったというのも情けない話だ。
しかし、今年の1月19日に突如、長男として引き取られて来たのがA君だった。Cが生みの母親とはいえ、彼が1歳の時に別れたきり一度も会ったことのない女なのだ。6歳の子供が受けたその時の衝撃と心細さはどれほどのものだったか、とても計り知れない。
「曾祖母の下で幸せに暮らしていたA君が、ここに引き取られることになった理由も哀れでね。金に困った両親が、市から月々支払われる児童手当の5000円を欲しがったことと、子供の養育の困難さを訴えて、あわよくば生活保護を受けられないかと考えたからでした」(前出記者)
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