警官が部屋に踏み込むと「毛布にくるまった女の子が2人」…88年「西巣鴨子供置き去り事件」 誰も知らなかった“14歳兄の未就学”と“妹の存在”

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昭和が終わる間際に

 1988年7月17日、東京・西巣鴨にあるマンションの一室。大家の通報を受けて室内に入った警官は、母親が置き去りにした子供たちを見つけた。映画「誰も知らない」(2004年)のモチーフになった「西巣鴨子供置き去り事件」が発覚した瞬間である。

 捜査が進むにつれ、事件はさらに深刻さを帯びていった。押し入れからはビニール袋に入った乳児の遺体が見つかったのだ。しかも、14歳の長男をはじめ全員の出生届が出されておらず、就学年齢を過ぎても一度も学校へ行っていなかった。...

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