「もう話はすんだ。それではさようなら」…誰もが真相を知りたがった「スチュワーデス殺人事件」“疑惑のベルギー人神父”の肉声
週刊新潮にとって「昭和三大未解決事件」の一つ〈BOACスチュワーデス殺人事件〉――通称〈ベルメルシュ事件〉。前編では、週刊新潮記事や松本清張氏の小説などから、事件を追い続けた記録を紹介した。「三大未解決」に数えられるだけあって、この事件は映画化もされている。後編では、事件の様々な追跡者たちのエピソードを紹介したい。(前後編の後編)
1959年秋、大映系の映画館で、1本の新作映画が公開された。タイトルは「殺されたスチュワーデス 白か黒か」。監督・脚本は、ベテラン脚本家で、日本大学芸術学部教授もつとめた猪股勝人(1911~1979)。...

