2000以上の家電を自腹で検証! 勝間和代が明かす「絶対に買うべき二つの商品」 「テレビは海外メーカーでOK」
初売りセールで家電も買い時だ。でも、ちょっと待った! 節約は結構だが、本当にお得なのか? 有名ブランドを盲信してよいのか? 多くの家電を自腹で購入し、使いこなす経済評論家・勝間和代氏が時間と手間をかけない工夫を指南する。
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〈生活必需品や光熱費の値上げが続く中、家計を見直す動きが広がっている。『仕事と人生を変える勝間家電』(ダイヤモンド社刊)を刊行したばかりの勝間和代氏は、「電気代アップ」を連想させる家電の活用こそが節約の鍵を握ると説く。2000以上の家電を自ら試したという勝間氏の、電気代だけでなく手間や時間を節約し、生活の質を高める家電論とは?〉
家電を多用すると、「電気代が心配」という人もいるでしょう。しかし、家電の使用は、目につきやすい電気代だけでなくコストパフォーマンスを念頭に置いて、生活費全体とのバランスを見るべきです。
まず理解しておきたいのは、家電が使用する電力と電気代の関係です。実際の電気料金は、「消費電力(kW)×使用時間(h)×電力単価(円/kWh)」で求められます。おおよその目安として、「1000Wを1時間使うと約30円」という数字を覚えておくと良いと思います。電力を多く消費する印象のあるオーブンも、最大出力は約1400Wほどですから、1時間使っても電気代は最高40円前後。「贅沢品」のイメージを持たれがちな食洗機も、定格出力はおよそ1000Wで、1回の電気代は約16円。1日2回使っても、月の電気代は1000円に収まりますし、水道代も手洗いより節約できる省エネ家電です。
全国の最低賃金(時給)が1000円を超える現在では、家事を自動化してくれる家電は、とてつもなく費用対効果が高い選択と言えます。
家電の購入は“投資”
もし電気代を気にするなら、常時稼働している冷蔵庫や使用頻度の高いエアコンの消費電力を確認した方がいいでしょう。現在は各メーカーから、省エネ性能を高めた新モデルが次々に登場しています。一昔前は1時間あたり500Wを消費していた冷蔵庫は、現行モデルでは200W程度まで消費電力が抑えられています。家電量販店でも、「最新モデルでは年間電気代がいくら節約できます」という表示が一般的になっていますから、それも有力な検討材料になります。
家電としての存在感が薄いため意外と見落としがちなのが照明です。白熱電球をずっと使っているご家庭ならLEDに更新するだけで大幅な節約が図れます。
冷蔵庫の買い換えや、従来品に比べて高価なLEDへの更新は、短期的に見れば出費になりますが、従来のものを使い続けた場合の電気代と、更新した場合の電気代を比較すれば、損益分岐点が見えてきます。
私は、家電の購入、活用、買い替えは、“投資”と捉えるべきだと思っています。「1000Wを1時間使うと約30円」を念頭に、購入する家電の消費電力を当てはめ、年間の電気代を考慮しながら、償却年数を計算すれば、値上がりを続ける電気代に怯えなくても済むはずです。
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