2000以上の家電を自腹で検証! 勝間和代が明かす「絶対に買うべき二つの商品」 「テレビは海外メーカーでOK」
ブランドを無視できない家電は……
一方で、専業メーカーのブランドをまだまだ無視できないのが、エアコンです。「家電のメーカー指名買いは無意味」と思っていますが、エアコンだけは例外。エアコンを選ぶ際は、ダイキン、三菱、日立など、圧縮機(コンプレッサー)や冷媒を含む空調機器の心臓部を自社で設計・製造している専業メーカー一択です。
〈室内を適温に保つためのエアコンは、折からの猛暑もあり、稼働時間が長く、生活の質や健康に大きくかかわる家電と言える。かつては生活を便利にしてくれる「プラスアルファ」の存在だった家電は、私たちの生活の基盤となり、その良し悪しが健康にも直接的な影響を与えている。〉
エアコンも冷蔵庫と並んで、電気を食う家電と考えられがちですが、実はエアコンはそれほど電力を消費しません。
冬を迎えるに当たって、エアコンの暖房機能に「電気代が高い、効率が悪い」というイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、そもそもエアコンの暖房機能は、電気ヒーターのように電気そのものを熱に変えるのではなく、外気の熱エネルギーを移動させて室内を暖める熱交換方式なんです。
エアコンでは心許ない、電気代が高いからとセラミックファンヒーターやオイルヒーターを使う人がいますが、1kW当たりの発熱量で見れば、これらのヒーターはエアコンの3倍以上の電力を消費します。
夏は27度、冬は21度から22度を目安に設定しておけば、エアコンで効率的に適温を手に入れることができます。
加湿機は加熱式を
エアコンの暖房機能を使用する際に気をつけたいのが、室内の湿度です。部屋の湿度が下がると、水分を失って軽くなったウイルスが空気中に浮遊しやすくなります。同時に、乾燥は口や鼻の呼吸器系の防御機能を弱めるので、風邪やインフルエンザ、感染症罹患のリスクが高くなってしまいます。肌がカサついてシワやたるみの原因になるなど、室内の湿度の低下には良いことがありません。室内の湿度は40%を切らないように心がけましょう。対策は、加熱式の加湿機です。加湿機には他に超音波式などがありますが、手入れを怠ると衛生面が不安です。きっちり加熱して殺菌できる加熱式一択。これを選んでおけば間違いがありません。
CO2濃度も気にしてほしいポイントです。コロナ禍でも話題になりましたが、一般的なエアコンは空気の入れ替えを行わないため、長時間窓を閉め切って換気をしなかったり、ガスファンヒーターなどを使用していると、室内のCO2濃度が高くなります。命にかかわるような濃度になることは稀ですが、一定の濃度になると脳の働きが鈍くなり頭痛やめまいを引き起こすこともあります。特に就寝中などは翌日のパフォーマンスに影響しますので、自宅で快適に過ごすためにはCO2濃度が計測できる機器を設置し、気を配るようにしましょう。
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