2000以上の家電を自腹で検証! 勝間和代が明かす「絶対に買うべき二つの商品」 「テレビは海外メーカーでOK」

ライフ

  • ブックマーク

掃除機は“吸込仕事率”が重要

〈家電を買うにあたって、難しいことはよくわからないので、とりあえず店員さんに「一番良いやつを」とお願いしたり、よく聞く社名の「指定買い」をする人も多い。しかし、大手だから安心、聞いたことのないメーカーは心配という概念は過去のものになりつつある。純粋な機能的価値で家電を選ぶためにはどんなことに気をつければいいのだろう?〉

 家電に関してはもう、このメーカーだから間違いないというのはなくなっています。例えば「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」のキャッチフレーズで一世を風靡し、高機能掃除機の代名詞となった「ダイソン」と、社員300人規模の日本企業、「株式会社ツインバード」の掃除機を比較したとき、ブランドの名前では「ダイソン」を選ぶ人がほとんどでしょう。しかし、純粋に機能だけを比較すると、掃除機のもっとも重要な吸込仕事率(吸い込む空気の圧力×流量=Wで定義される)では、ダイソンに勝るツインバードの製品があるのです。

「ダイソン」はある時期から持ち運びやすさを重視してコードレス掃除機のラインナップに注力するようになりました。しかし、バッテリー式のコードレスよりもコード式の方が吸込仕事率は有利に決まっています。

 わが家では、コード式の掃除機をいつでも使えるようにスタンバイ状態にしています。いざ使おうと思ったら充電が切れていてすぐ使えないなどのストレスもなく、吸引力でもコストパフォーマンスでも上回る。イメージやブランド力ではなく、機能的価値を比較することで、より良い家電を選ぶことができるというわけです。比較的知名度が低いメーカーの中には、宣伝・広告費を使わず、製品の価格を抑えているところもあるので、「安かろう悪かろう」は必ずしも当てはまらない時代になってきています。

安いテレビでも大丈夫

 生産工場の名前を冠したモデルが出るほど、ブランド信仰が強かった液晶テレビも、パネルの海外生産が進み、かつてほどの差がなくなっています。海外メーカー製の安いテレビでも、パネルは国産メーカーと同じという場合もあります。

 めっきり地上波を見なくなったわが家では、地上波チューナーを搭載していない代わりにAndroidなどのOSを積んだスマートテレビを使っています。地上波は見られないという割り切りは必要ですが、配信サービス全盛の現在、スマートテレビを選べば大幅に出費が抑えられるため、これも一つの選択肢でしょう。

 安価なテレビは音が貧弱なのがネックですが、外付けのサウンドバーを併用することでこれも解決します。以前使っていた国産メーカーの「音にこだわった」高音質スピーカー搭載テレビと比べても、聞いた瞬間「え!? なにこれ?」と驚くほど音質が良くなるので、ドラマや映画の世界に没入したい人にもおすすめです。

次ページ:ブランドを無視できない家電は……

前へ 2 3 4 5 6 次へ

[4/6ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。