2000以上の家電を自腹で検証! 勝間和代が明かす「絶対に買うべき二つの商品」 「テレビは海外メーカーでOK」

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単一機能の家電は使わなくなる

 もう一つのエース家電が、同じくシャープ・ヘルシオブランドの自動調理鍋「ホットクック」です。こちらは「ヘルシオ」よりさらに手間いらず。見た目は炊飯器のようですが、センサーとモーターによる自動かき混ぜ機能を備えた鍋で、材料、調味料を放り込んで放置するだけで、煮物やカレー、蒸し料理、炒め物など何でも全自動で作ってくれるのです。

 材料を入れてから完成まで鍋が密閉されているので空気に触れて酸化することもなく、具材ごとの火の通り具合を気にする必要もありません。ほぼ毎日使っている私が最もよく作るのがパスタです。水1リットルとパスタを入れ、表示時間通りゆでればできあがり。わが家に常備しているパスタは7分ゆでなので、7分の間キッチンを離れて別のことをするのも可能。吹きこぼれる心配もなく、時間が経ったら蓋を開けてパスタを取り出し、ソースを絡めれば良いというストレスフリーな使い方が最高です。じっくりコトコトの定番、鋳鉄ホーロー鍋の「ストウブ」や「ル・クルーゼ」で作る煮込み料理のレシピも再現可能で、人気の「バーミキュラ」で行う無水調理も簡単に実現できます。これまで高級鍋、圧力鍋、類似の調理鍋家電もいろいろ試しましたが、「ホットクック」の汎用性、利便性は、今のところ頭一つ抜けていて、わが家のコンロの一口が「ホットクック」の定位置になりました。

 キッチン家電というと、ミキサーやジューサーなど、「これを作るために必要」という専用製品が多くありますが、こうした単一機能の家電は、一時の熱が冷めると使わなくなります。人間は何かやろうと思ってから30秒かかるともう面倒くさいと感じるようになり、2分を超えたらまずやりません。キッチン家電は常時出しておいて、すぐに使える状態になっているもの以外は、どんどん使わなくなります。わが家で専用家電と呼べるものはコーヒーメーカーくらい。そのコーヒーメーカーも、日本茶が抽出できたりしますから、単一機能の専用家電ではなく、1台で何役もこなせる汎用家電を選べば後悔はないはずです。

冷蔵庫の最適容量は

 冒頭、電気代節約の話で触れた冷蔵庫は、存在感があるだけに、選びがいがあります。省エネ性能はもちろん、家族構成に合わせた適切な容量を選ぶことで、さらなる節約が可能になります。「大は小を兼ねる」と大容量の冷蔵庫を選んでしまうと、ストックする食材が多くなり、管理が甘くなって賞味期限切れの無駄が出てしまうことにもつながります。逆に容量が小さすぎても物をぎゅうぎゅうに詰め込むことになり、冷却性能が下がってしまいます。冷却効率では、400リットル前後が最も効率が良く、それより大きくても小さくても効率は下がると言われています。

 多くの人たちが気にする冷凍機能ですが、私は実は冷凍機能はほとんど使いません。自宅で調理したものは食中毒の不安が拭えませんし、冷凍保存をするより、冷蔵庫の中身を把握した上で必要なものをその都度買ってきて「ヘルシオ」や「ホットクック」で調理した方がよほど効率的です。常備したいのなら常温保存が可能な缶詰やレトルト食品をおすすめします。

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