朝ドラ「100%つぶれる」と一蹴された雑誌が5万人の読者を獲得 やなせたかしが「サンリオ」と作った雑誌が30年続いた理由

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 NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」で、「キティちゃん」で知られるサンリオと、アンパンマンの生みの親・やなせたかしの不思議なつながりが取り上げられた。ドラマでは、やなせたかしの初の詩集を出版して成功を収めたところまでが描かれたが、両者の関係は、実は詩集出版にとどまらなかった。

 その後サンリオは、やなせたかしが編集長を務める雑誌『詩とメルヘン』を発行。この雑誌は、アンパンマンと並ぶ、やなせたかしのライフワークとなっただけではなく、今や巨大企業となったサンリオ躍進の源流になったとも考えられるのである。...

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