「楽しくて気付いたら子どもが7人に」 熊本市・「やまなみこども園」が起こした四つの奇跡 一方、「補助金獲得のための保育園」が乱立する問題も
良質な保育をしている園が定員割れに
高見氏は話す。
「都内では、アピール上手な園ばかりに子どもが集まり、真摯に子どもに向き合って良質な保育をしている園が定員割れを起こしている状況です。国は『異次元の少子化対策』として児童手当の拡充や誰でも通園制度などと言っていますが、それが本当に良質な保育を保障することにつながるのかどうかは疑問です」
国が掲げる「こどもまんなか社会」の中身は、真ん中が空洞のまま、人気取りのための政策だけが推し進められている気がしてならない。本当にそこに子どもはいるのだろうかと改めて問い直すことが必要なのではないか。
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