「できることを続けていきたい」 佐野元春、45年のキャリアを振り返る

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いいアーティストはいつも“今”を表現している

 45周年を迎え、デビュー半世紀も見えてきた。

「同じ時代のソングライターやバンドがいい表現をしている姿を見ると、励みになります。海外でもボブ・ディラン、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、スティングは、今も活躍している。キャリアが長くなるとノスタルジーに頼りがちだ。でもいいアーティストはいつも“今”を表現している。僕も後ろを振りかえらず、できることを続けていきたいと思っています」

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 第1回【「隼ジェット」はレトロモダンをイメージした 佐野元春が新作を徹底的に語る】では、アルバム・タイトルに込めた思いなどを明かしている。

神舘和典(コウダテ・カズノリ)
ジャーナリスト。1962(昭和37)年東京都生まれ。音楽をはじめ多くの分野で執筆。『不道徳ロック講座』『上原ひろみ サマーレインの彼方』など著書多数。

デイリー新潮編集部

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