「沙也加さんの話はなかった」 松田聖子に変化の兆しが…「コンサートで笑顔が増えた」

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 巷はクリスマス一色であった。“ディナーショーの女王”の名をほしいままにする松田聖子(61)はさぞや稼いでいることかと思ったら、どうもそうでもないらしい。2年前に自死した愛娘への思いにも変化の兆しはあるようだが……。

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 神田沙也加さんが35歳で命を絶ったのは2021年12月18日のことだった。そして、三回忌前日となる今月17日、その母聖子は都内の高級ホテルのステージに立っていた。

 ショーを観た50代の女性ファンは、

「お人形さんみたいにかわいかった。還暦を超えても永遠のアイドルです」

 と顔をほころばせる。

5万2千円のチケットが即完売

 約90分のステージで衣装替えは4回。フリフリのピンクや白のドレスなどに身を包んでいたのだ。

 料金はディナー込み5万2千円。芸能界屈指の高額チケットながら、発売して即完売となる人気だ。

 あまりの入手困難に、

「コロナ禍も終わったのだから、以前のような公演数に戻してもらえればよかったのですが……」

 とプラチナチケットを逸した男性ファンは嘆く。

 19年には芸能界最多となる23公演を数えた聖子のディナーショーは、コロナ禍の20年に4公演に激減した。翌21年は東阪9公演の予定を発表してファンを喜ばせたが、東京公演の最中に沙也加さんが命を落とし、計5公演がキャンセルされたのだった。

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