「沙也加さんの話はなかった」 松田聖子に変化の兆しが…「コンサートで笑顔が増えた」
コンサートでの笑顔が増えた?
ただ、コロナが下火になった昨年は計画した8公演を完遂。ゆえに、ファンは今年こそ公演数増をと期待したわけだが、なぜか昨年と変わらず8公演にとどまった。ファンの嘆きもむべなるかなである。
「昨年のディナーショーやコンサートでは、“この先も沙也加と歌って参ります”“彼女のことを思わない時間はありません”と声を震わせていました」
とは60代の女性ファン。自身のヒット曲のみならず、沙也加さんのデビュー曲も歌い、涙で声が出なくなる場面が多々あったという。
しかし、先の50代女性ファンいわく、今年は一転、コンサートでの笑顔が増えたように感じるのだとか。
「今夜のショーでも、沙也加さんの話は一切ありませんでした。それは聖子さんが前向きな姿勢を取り戻したからでしょう。もちろん愛する娘さんを失った心の傷はそう簡単には癒えないでしょうが……」
影響は紅白にも
傷心は今なお「NHK紅白歌合戦」に深く影を落としている。
聖子は、沙也加さんが亡くなった21年の紅白出場を急きょ辞退。昨年も、
「オファーを断ったそうです」
と芸能記者が明かす。
今年はどうか。出場歌手リストに聖子の名はない。”サプライズ出演”の可能性も低そうだ。なぜなら、
「デビュー50周年を迎えた伊藤蘭(68)が出場。放送中の朝ドラ『ブギウギ』で主演を務める娘・趣里(33)との共演は確実でしょう。そんな“幸せな母娘”と同じステージに立つのは聖子にとってあまりに酷。視聴者だって、彼女たちとともに聖子が登場すれは、いやが応でも沙也加の死を思い出してしまいますし」(同)
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