氷川きよしが独占告白していた“自殺願望”と人生後半の生き方 「自分の心のままに生きたい」

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「演歌界の貴公子」が突如発表したのは無期限の活動休止だった。デビュー当時からのイメージを拭い去り、新たな境地を見出していた矢先の出来事――。唐突な決断の裏に何があったのかを探ると、彼が本誌(「週刊新潮」)に告白していた“限界突破”への決意が見え隠れするのだ。

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〈ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました〉

 1月21日、歌手の氷川きよし(44)が所属する事務所とレコード会社は、公式ホームページを通じて今年12月31日をもって歌手活動を一時休止すると発表した。再開時期については、〈お休みの期限は特に定めておりません〉としており、長期の休養となる可能性もあるという。

「演歌界の貴公子」として中高年の女性たちに絶大な支持を集めてきた彼が、なぜこのような決断をするに至ったのか。驚くファンを中心に惜しむ声は絶えないが、確かに予兆はあった。

 かつて本誌は彼に取材し思いの丈を聞いているのだが、そこでは冒頭の公式発表にあった〈自分を見つめなおし〉という部分を示唆するかのごとく、公私ともに抱えていた生きづらさを率直に語っていたのである。

「きよし像」から脱皮

 その仔細については後述するとして、改めて氷川が活動を止める年末までのスケジュールを確認してみれば、休む理由が昨今の芸能人に見られるような“心身の不調”によるものではないことが分かる。

 さっそく1月27日からは全国を巡るコンサートツアーが始まり、2月1日には新曲「群青の弦(いと)」を発売。6月は東京の明治座で座長公演も控えており、今年いっぱい本業に勤しむ覚悟がうかがえる。

 スポーツ紙の芸能デスクによれば、

「2020年に演歌デビュー20年の節目を迎えた氷川は、その前年からポップスをはじめロックなど他ジャンルの楽曲に挑戦し、ビジュアル系バンドと見紛う風貌で絶唱。人気アニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』の主題歌『限界突破×サバイバー』を歌った本人映像が、ツイッターのトレンドで世界4位を記録するなど、演歌の枠を超える活動を始めていました。昨年のNHK紅白歌合戦では美空ひばりの名曲『歌は我が命』を披露しましたが、ここ2年の紅白ではあえて十八番の演歌というジャンルを封印すると宣言しましてね。19年の紅白での囲み取材では『きーちゃんらしく。きよし君にはさよなら』と発言しています」

 当時の氷川といえば、こぶしの利いた演歌歌手というイメージを一新する容姿でも注目を集めていた。

 たとえば19年夏に神宮球場で行われたプロ野球・ヤクルト対阪神戦の始球式では、ミニパンツ姿でマウンドへと上がり、ムダ毛が一切ない生足で観客の度肝を抜く。自身のインスタグラムでも、細眉にアイシャドーをキメたメークで、純白のウエディングドレスを彷彿とさせる衣装に身を包む。

 これまで築き上げてきた「きよし像」から脱皮して、「きーちゃん」として生きていく決意を示していたといえる。

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