志村けん、野村克也、YOSHIKI、朝青龍……有名人「ロールス・ロイス秘話」を一挙紹介
カーナビを付けた芸能人も
スポーツニッポン(電子版:スポニチアネックス)は5月17日、「志村さんの愛車 ファンが乗り継ぐ 新車なら最低5千万円 付き人3人の退職金代わりに売却」との記事を配信した。
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志村けんさん(1950~2020)はイギリスの高級車、ロールス・ロイスの「ファントム」モデルのオーナーとして知られていた。
ファントムは、ロールス・ロイスの最高級モデルとして知られている。日本公式ディーラーのサイトを閲覧すれば、《世界で最も静粛なクルマ》と紹介、車両本体価格は《5570万円(2019年10月1日現在)》と記載されている。
ロールス・ロイスを所有する海外セレブとしては、歌手のジェニファー・ロペス(50)や、レディー・ガガ(34)、元サッカー・イングランド代表のデビッド・ベッカム(45)など、大物がズラリと並ぶ。
記事によると、志村さんが所有していたロールス・ロイスは《03年に発売された第7世代のファントムのブラック》、《07年に購入し、運転手付きの移動車として使っていた》という。
スポニチの取材に関係者は《「一般人が容易に乗りこなせる車ではないため、志村さんを支えた付き人3人の退職金代わりにと売却を決めたようです」》と売却の背景を説明している。
志村さんが夜の銀座で飲んでいる時など、《ひときわ目立つこの車が近くに停車。多くの通行人の目を引いていた》と記事にはあるが、当然だろう。
先に海外セレブの所有者を紹介したが、日本の道路でロールス・ロイスを目撃することは、ベンツなど他の高級車に比べると、まだまだ珍しい。
そこで、雑誌専門の図書館として知られる大宅壮一文庫のデータベースを利用し、ロールス・ロイスのオーナーとして取材に応じた芸能人・著名人を調べてみた。
あくまでも記事が掲載された当時の情報であり、買い換えなどで現在も所有しているかは不明だ。掲載年月日の古い順にご紹介しよう。
トップバッターは月刊誌「宝島」(休刊:宝島社)の1995年8月23日号に登場した、ポール牧(1941~2005)だ。
記事のタイトルは「話題のカーナビをロールスロイスの後部座席につけてご満悦のポール牧」。つまり記事の主題は世界一の高級車より、カーナビだったのだ。まさに時代を感じさせる着眼点だろう。
ロールス・ロイスの話題は、最後に登場する。記者がロールス・ロイスの調子を訊ねると、以下のような答えが返ってきたようだ。
《「……悪いねえ(笑)。今までかかった修理代で、ベンツ2台買えるかな、ガハハハ》
(註:表記法はデイリー新潮に合わせた、以下同)
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