邦楽のYouTubeに英語コメントがズラリ 80年代のシティポップが大人気のワケ

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MVは観放題、オススメ曲の紹介も

 最近はテレビの音楽番組は減少し、MVを目にする機会は減ってきている。一方、ユーザーは新しい音楽をYouTubeで探すようになったと神田氏は分析する。

「無料でフルのMVを観られるメディアは、YouTubeぐらいです。そしてMVをYouTubeで何曲か観れば、あとはYouTubeが自動的に好みに合った新しい曲も紹介してくれるわけです。YouTubeのレコメンドがきっかけで新しい音楽と出会うケースは珍しくありません」

 また、YouTubeのコメント欄も新たなファンの獲得に貢献している。コメント欄に英語の質問があれば、誰かしら英語で回答してくれる。英語に自信がなくても、自分の好きなアーティストを紹介したくなるのがファン心理というものだ。反対に、外国人のユーザーが、日本のファンと交流するため、慣れない日本語でコメントする光景も見られる。

「Webサービスではコメント機能を言語別にすることが多いのですが、YouTubeはあえてそれをしていません。動画へのコメントなら外国語でもなんとなく言いたいことはわかりますし、なによりGoogle翻訳を利用してもらえれば、その分ユーザーは長い時間Googleサービスを利用してくれる。広告を目にする時間が増え、収益につながるからです。多言語のコメントが溢れるのも、GoogleならびにYouTubeの戦略のひとつといえるでしょう」

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