極秘出産で久々に追い風の浜崎あゆみ 育児によぎる不安要素は”生みの親“と”育ての親“?

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今さら離婚発表の「生みの親」・松浦氏、子どもの様子を突然報告する「育ての親」ピーチジョン・野口氏

 一人は、あゆの歌手デビューと大成功を支えた「生みの親」・松浦氏である。プロデューサーとしての顔だけでなく、先の小説によって元カレだったことも明らかになった。この小説の出版当初、今は妻子のある相手とのあれこれを暴露するのは趣味が悪い、とあゆを非難する声が上がったものだ。しかしその松浦氏、実は2016年に離婚していたと年始に報道されたのである。別居期間も長かったようだが、なぜ今、4年前の離婚を明らかにしたのかは不可解というしかない。あゆの子どもの父親は年下の一般人男性ということしか発表されておらず、14歳上の松浦氏は当てはまらない。しかし出産報道と同じタイミングでの離婚報道とあって、いらぬ勘ぐりを呼んだのではないか。彼の家庭にも色々な事情があったのは承知の上だが、もしあゆの「生みの親」としての気持ちが少しでもあれば、自伝本出版時に離婚を発表しておいても良かったのではとも思う。

 そしてもう一人は、あゆも「ママ」と慕う盟友・野口美佳氏である。下着会社ピーチ・ジョンの創業者であり元社長として、あゆが20代の頃親しくしていたという。いわば絶頂期の彼女をより輝かせた「育ての親」とも言える。しかし現在はあまり連絡を取ることもなかったようで、出産のニュースを聞いて久しぶりにLINEをしたという野口氏。代理出産ではないかとも考えていたようだが、「グリグリに大きな目をした可愛い赤ちゃん」と「お腹の大きな妊婦姿」の写真が送られてきたと自身のインスタグラムで発表し、大きなニュースとなった。同インスタ内では、「本人は一生秘密にするつもりだったし、静かに暮らしたいそうだ」との言葉もあり、だったらそっとしておいてやればいいのに、と思ったのは私だけだろうか。おまけに「これからちょくちょく写真を送ってくれるそうだ」とも記しており、これでは野口氏経由で子どものプライバシーを詮索したがる人が増えるだろうとヒヤヒヤしてしまった。ビジネスの宣伝の一種かもしれないが、あゆの子どもに関する情報が本人の意思とは違う形で漏れるリスクに、どこまで気を遣っているのか疑問に思う。

 とはいえ、彼らがどれだけ情報をコントロールしようがしまいが、あゆの子どもの父親探しはされるだろうし、好奇の目は逃れられない。今年4月には例の自伝風小説のドラマ化も控えている。またその時点で再び、あゆと子どもは注目を浴びるだろう。しかし少なくともそれまでは、周囲も余計な話はしない方がいいのではないか。体調だけでなくプライバシーについても、万全のサポートが施されることを願いたい。

(冨士海ネコ)

2020年1月10日掲載

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