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胴上げで思い出す甲子園暴動事件(昭和48年) 気の毒だった王さん【柴田勲のセブンアイズ】
今年のプロ野球はソフトバンクが日本シリーズ3連覇を飾って幕を閉じた。
工藤公康監督が宙に舞うのを見ながら、ふと巨人時代のことを思い出した。川上(哲治)さんを輪の中心で胴上げした記憶があまりないんだ。あっても2回くらいかな。
私はセンターだったので胴上げに到着するのが1番最後になる。いつも輪の外にいたような気がする。
もっとも、川上さんをグラウンドで胴上げしたくてもできなかったことがあった。
V9最後の1973年(昭和48年)10月22日、いまでも語り草になっている「甲子園暴動事件」だ。...
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今季のセ・リーグは、先発投手部門のタイトルを2人の投手が独占した。最優秀防御率が大野雄大(中日)。最多勝、最多奪三振、最高勝率の投手三冠を獲得したのが山口俊(巨人)だ。大野はプロ9年目の31歳、山口はプロ14年目の32歳。共に初タイトルとなった2人の共通点は、一度はどん底まで落ち込んだ状態からの“復活劇”ということだ。侍ジャパンの一員としてWSBCプレミア12にも出場した大野と山口。2人はなぜ立ち直ることができたのか。現役時代は広島で先発、抑えとして22年間で148勝138セーブを記録し、現在はNHKなどで野球解説者を務める大野豊氏に聞いた。...
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