蓮池薫さんインタビュー 「ヘギョンちゃんが言わされた『横田めぐみさん死亡』は嘘だ」
蓮池薫さん「米朝首脳会談」緊急インタビュー(上)
帰国から16年。いまは新潟産業大で准教授を務める蓮池薫さん(60)が、初めて横田めぐみさんの生死に言及した。自身の経験に照らし、希望を捨ててはならないと。それをふまえ、日本は「拉致」にどう処すべきなのか。米朝首脳会談を受けた緊急インタビュー。
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私は軽々しく横田めぐみさんは生きているとは言えません。ですが、北朝鮮が遺骨と称して出してきたものは贋物でしたし、亡くなったという確たる証拠はなにもない。この意味を考えなくてはなりません。
なにより、私たち夫婦が2002年10月に日本に帰ってくる直前まで、ヘギョンちゃんはめぐみさんの安否を知りませんでした。もしめぐみさんが亡くなっていたのなら、彼女が知らないはずがないのです。
14年、ヘギョンちゃんが横田滋さん(85)、早紀江さん(82)ご夫妻と会いました。そこで彼女は“めぐみさんは亡くなった”というような内容を伝えたそうですが、それは嘘です。
北朝鮮当局者から死亡と言わされていたのは明白。ご夫妻はもちろん、ヘギョンちゃんが可哀想でなりません――。
〈これまで、蓮池薫さんは拉致被害者の安否について語っていない。どんな形であれ、触れることによって、「めぐみさん死亡」の既成事実化を進めたいという北朝鮮の狙いが透けてみえたからではあるまいか。かの国で韓国人拉致被害者の金英男(キムヨンナム)氏と結婚し、長女ヘギョン(ウンギョン)ちゃんを産んだめぐみさん。彼女は、北朝鮮が02年に出した報告書で、1993年3月に自殺したとされた(その後、94年4月に修正)。滋さん早紀江さん夫妻がモンゴルでヘギョンちゃんと面会した前後、新聞各紙は、政府関係者の話として、めぐみさん死亡が伝えられたと報じている。日本政府は報告書を認めていないが、覆すこともできぬまま歳月が流れ、いまに至っているのだ。〉
高齢化の進んだ拉致被害者のご家族には時間がないのです。誰がどういう方法でと明確には言えませんけれど、日本にもめぐみさん死亡情報を広めようとする動きが一部にあると聞いています。それもあって、きちんと話しておきたいと思います。
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