オウム死刑囚13人の同時執行は無理 法務省「7人移送」本当の狙い
共犯の死刑執行は同時が原則?
オウム真理教は、坂本堤弁護士一家殺害事件(1989年)、松本サリン事件(94年)、地下鉄サリン事件(95年)などの凶悪事件を引き起こし、裁判では13人の死刑が確定した。
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このうち7人の確定死刑囚が他の拘置所(支所を含む)に移送され、大きく報じられたのはご存知の通りだ。13人の現状などを表にまとめた。
一部の確定死刑囚の学歴が極めて高いことは、いつもながら驚かされる。また高齢化が進んでいることも考えさせられるが、法務省が彼らの移送を決めた目的は何なのか。記者が解説する。
「そもそも昨年から『政府はオウム確定死刑囚に対して死刑を執行する準備段階に入った』という情報が流布していました。移送の一報が入ると、『執行のカウントダウンが始まった』と一部の記者が色めき立ったのは事実です。原則として、複数の共犯が確定死刑囚となった場合、執行は同時に行われます。例えば2人の共犯が確定死刑囚だとして、片方のAに死刑を執行し、Bには執行しないとなると、待たされる格好になるBは極度の精神的重圧にさらされてしまいます。それを防ぐのが目的です」
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