朝日放送の浦川泰幸アナ 突然の番組降板で真相を本人が初告白

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母親の介護と愛犬の体調悪化

 実は浦川アナは17年の11月にも番組を休んでいる。記者が理由を問うと、「母親の介護のためです」と同じ原因であることを明かした。

 だが、浦川アナが28日に「卒業」を発表した後、ABC側は降板理由を「喉の不調で声が出にくい状態」と説明している。介護の話は全く出ていない。この食い違いについて確認を求めると、浦川アナは喉の不調も原因の1つとした。

「ずっと風邪をこじらせていて、特に12月には全く声が出ませんでした。身体が麻痺したりもしていましたが、それは治りつつあります」

 官邸の圧力説も質問したが、「全然ないと思います」と一蹴。パワハラ説も全否定だ。

「厳しくはしていましたが、それはないと思います。放送の最後は、たまたまちょっとスタッフのミスだったようです。嫌がらせをされたみたいなことではないと思います。実際に担当したスタッフも後から『すみません』と言っていました」

 精神的に追い詰められた理由には母親の介護に加え、犬の体調悪化もあった。実は浦川アナ、相当な愛犬家だという。

「老犬の体調が悪化し、生命の危険という時期もあったんです。母の介護に加え、犬も看病する必要に迫られました。自分がこの年まで結婚しなかったこともあり、母1人、子1人です。今では犬はかなり元気になったんですが、あの頃は『もう死ぬ』と悩み、母の介護と重なって、頭がいっぱいいっぱいになってしまいました。おかげさまで、今は母も身の回りのことは自分でできるようになってきました。炊事は今も私がやっているんですけど」

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