草刈正雄の愛娘・紅蘭が恋人ラッパーの覚せい剤使用に「錯乱状態」と明かす

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「彼はいつも『俺は生まれ変わったんだ』って言ってます」

 RYKEYが刑務所に入ってからは毎週、手紙を出した。面会に行ける時は必ず出かけた。

「タレントなんで、刑務官の人たちにも『紅蘭だ』、『この前、テレビに出てたね』って言われたりしましたね(笑)。彼は刑務所に入ってすぐ、『刑務所に入れてくれてありがとう』と言ってました。刑務所というのは特殊な空間なので、会いに行くたび、彼にも気持ちの波は見えました。ニコニコしている日もあれば、イライラしていたり、不安が強くなっていたりする日もありました。でも、一緒にいたいという気持ちは変わらず持ち続けてくれていました」

 RYKEYが出所した時、紅蘭は仕事で海外に滞在していた。本人から直接電話があり、釈放を伝えられた。

「ネットで調べると、『出所直後は精神的に少し不安定になる』と書いてあったので(笑)少し間を開けてから彼と会いました。そこで、今後も一緒に頑張ろうという話をしまして、8月中旬ごろから私が借りている部屋で一緒に暮らすことにしました。彼は2週間に1回、どこかの施設に尿検査に行って、更生プログラムにも通っています。家でもプログラムの冊子に何か記入したりしています。当然、私に暴力を振るったりもないですよ。彼はいつも『俺は生まれ変わったんだ』って言ってます。それを信じなくなったら終わりだと思っていて、私は信じています。今後は結婚することを考えています。母と父の口から結婚という言葉は出てこないですけど、結婚を前提に付き合っていることは感じていると思います」

 心を動かされた方も、悪夢だと眩暈がされた方も、どちらも同じぐらいの数だろうか。いよいよ最終回の(3)で紅蘭は、父・草刈正雄について語る。

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(3)につづく

週刊新潮WEB取材班

2017年11月15日掲載

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