「あの人やってるんじゃないか」爆笑問題・太田光が口にしたビートたけし「薬物疑惑」の真相を本人が語った!

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 10月17日深夜のTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」で、こんなやりとりが披露された。

太田光「たけしさん、いま、三冠王らしいね。『バカ論』っていう新書、小説の『アナログ』、映画(『アウトレイジ 最終章』)」
田中裕二「すごいね」
太田「ここへきてどうした? 覚醒剤始めたのか」
田中「始めてねえよ!」

 もちろん、これは爆笑問題流のリスペクトの表現だが、実のところ、たけしさんには昔も「薬物疑惑」があった。たけしさん本人が、新著『バカ論』で、警察にマークされていたころの秘話を披露しているのだ(以下、『バカ論』より抜粋、引用)

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 昔はめちゃくちゃだった。

 深夜までずっと働きっぱなしで、それから軍団なんかと朝まで飲んで、バッティングセンターに行ってから、神宮外苑で野球。一睡もしないまま現場に行って、また夜まで仕事。その繰り返し。一体、いつ寝ていたのか、おいらもよく覚えていない。どうみても「残業月60時間」どころの世界じゃない。

 そんな生活を毎日のように続けていたから、一時期はガリガリに痩せていた。

 その姿を見た警察が、「どうもたけしはヒロポンか何かをやっているに違いない」と、捜査四課あたりが疑ったらしい。

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 その後、警察に尾行され、尿検査までさせられたそうだが、もちろん結果は「シロ」。とうとう警察も、「どうしてあんなに元気なんですか」と呆れたそう。

 これは約30年前のことだが、恐ろしいのは、ここまでにはないにせよ、70歳となったいまでも驚異的なペースで仕事をこなし続けている点だろう。クスリなんかなくても常に、好奇心を持ち、新しい表現、分野に挑戦する姿勢を忘れない。だからこそ「小説」「新書」「映画」が同時期にランキング1位という前人未到の記録も樹立しているのである。

「仕事に行き詰って」「ストレスで」「寂しかったから」なんて甘えた理由で、クスリに手を出す輩たちは、ツメのアカでも煎じて飲むべし。

デイリー新潮編集部

2017年10月16日掲載

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