乙武洋匡「不倫は妻公認」の嘘 愛人について元夫人への謝罪なし
愛人の存在は不可欠?
本記事に対しても、乙武氏にとって「都合のいい」情報を載せるメディアが出てくるのかもしれないが、何はともあれ、乙武家の内情に詳しい関係者が続ける。
「乙武さんが『週刊新潮』に“懺悔”したところによれば、彼の不倫相手は『一夜限り』が2人、一緒に旅行するような『愛人関係』だった女性が3人ということになっています。彼は一夜限りの不貞行為に関してこそ仁美さんに謝ったものの、なんと愛人関係については謝罪していないんです。彼の言い分は、政治家を目指す上で愛人の存在は欠かせなかった、それは譲れないと……。『正妻』である仁美さんに対して、これ以上の侮辱はないでしょう」
事実、それを裏付けるかのように、乙武氏はかつて本誌(「週刊新潮」)の取材に対して不倫相手のことを、
「陰ひなたで言えば、陰の存在として私を支えてくれていたので、感謝しています」
と、擁護していた……。
前出の乙武家関係者が明かす。
「仁美さんは、乙武さんの不倫行為を断じて認めていなかった。その証拠に、今回、彼本人を提訴すると同時に、不貞行為の損害賠償を求めて、『週刊新潮』に写真が掲載された乙武さんの不倫相手の女性も訴えています」
これが、冒頭の「2通の訴状」の意味である。
こうした元夫人の思いをよそに、乙武氏は目下、言論活動を再開し、世に「キレイゴト」を説いている。例えば、7月24日付の日経ビジネスオンラインでは、
「これは障がいのある人だけではないかもしれませんが、生きていく上で一番しんどいのは、自己肯定感を持てないということだと思うんですよね」
「私は虚栄心と向上心って紙一重だなと思うんですね」
こう語っているが、乙武氏は足元の家族に「自己肯定感」を与えられてきたと言えるのだろうか。そして、自身が今なお「虚栄心」に囚われていることを否定できるのだろうか。
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