小池知事が頬被りを続ける2つの疑惑 側近による“特権的錬金術”

政治週刊新潮 2017年6月29日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

「小池都知事」ベンゼンよりひどいブラックマネー汚染(上)

「風が……止まった……」。宮崎駿アニメの台詞ではないが、小池百合子東京都知事(64)への猛烈な追い風は止みつつあるようだ。改めて知事に求めたい。本誌(「週刊新潮」)が報じた小池氏及び側近を巡る「疑惑」への弁明を。

 ***

 目下、小池都知事の胸中を支配している感情。それは、「焦り」なのではあるまいか。

「小池さんが代表を務める地域政党『都民ファーストの会』は、思ったほど支持を拡大出来ていません」

 と、自民党関係者が言う。

「ひと月ほど前に自民党が行った情勢調査では、自民と都民ファーストの獲得予想議席は49対42。焦った小池さんが都議選と都知事選の“ダブル選”に打って出るのではないか、という見方も出ていた。そこで自民党は、“ダブル選情報”を先にマスコミに流してしまい、小池さんサイドの出方をうかがうことにした」

 実際、「夕刊フジ」は、6月11日に〈前代未聞 小池 知事選 ダブル浮上〉との見出しの記事を掲載。しかしその後、「奇策」が具体的に動き出す気配はなく、ダブル選は幻と消えたのだ。

「6月10日と11日に自民党が行った情勢調査でも、自民46、都民ファースト43。さらに、20日には豊洲市場への移転表明が行われ、多くの有権者は“大山鳴動して鼠一匹”と思ったでしょう。この点、小池さんがきちんと説明出来なかった場合、選挙戦に響くのは間違いない」(同)

次ページ:小池知事の不都合な真実

前へ 1 2 3 4 次へ

[1/4ページ]