妊活女性の不安定な心 落ち込みがちな妻を救う「夫の行動」とは

食・暮らし2017年3月22日掲載

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 モーニング娘。の元メンバーでタレントの保田圭さんが8日に自身のインスタグラムのコメント欄を閉鎖することを発表した。

 原因は、「赤ちゃん待ち」の保田さんに対し、心無い言葉を投げかけるコメントが投稿されたこと。

 36歳の保田さんは、3年前にイタリア料理研究家のイケメン男性と結婚し、現在妊活中であることを公表していたが、「とても悲しくなってしまうようなコメントを下さる方々がいらっしゃるので…残念だけど、コメント欄を無くさせていただきました」と記した。

 翌9日のブログでは、「『妊活中は言葉に敏感になりますよね』ってコメントを頂いたのですが…まさにそうだなぁと思います お薬の副作用もあったりで感情のコントロールが普段より難しかったり 妊活について人が何気なく言った言葉で実はすごく傷ついていたり…笑い飛ばせることとそうでないことがある」とコメント欄に寄せられたメッセージを引用しつつ、現在の心境を告白。

 近年は保田さんだけでなく体外受精で2人の子供を授かるまでをオープンにしていた東尾理子さんなど、妊活を表明する女性も増えてきたが、妊活をする女性のなかには、「赤ちゃん待ち」であることをオープンにしないケースが数多くある。なかには実母にさえも秘密にしており、妊活中であることを知っているのは夫だけ、という女性もいる。

それでも、産みたい 40歳目前、体外受精を選びました』の著者、小林裕美子さんもその一人だった。

 小林さんは妊活中の自分の精神状態について、「もちろん四六時中、子供のことばかり考えているというわけではないんです。普段は、仕事に趣味に忙しくしていますしね。でもふと暇な時間が出来たり、何かの拍子にそのことで頭がいっぱいになってしまうときがあって、それがたまたま調子の悪いときに重なると、自分でもびっくりするくらい落ち込んでました。

 妊活を秘密にしていた私の相談相手は夫しかいないので、とにかく不妊治療の愚痴は夫にしか言えなくて……。堂々巡りで結論のない話ですが、それでも夫が私の話をとにかく全部聞いてくれたのは有り難かったです。主に治療しているのは私なので、心のひだの部分まではなかなか理解出来なかったでしょうし、実際に何かためになることを言ってくれるわけじゃないんですけど(笑)、じっと聞いてくれた。この人はつらいことも全て受け止めてくれると思えるだけでかなり救われました」と語る。

 我慢強く自分の話を聞いてくれた夫に支えられ、小林さんは2度目の体外受精で長男を出産した。

 妊活中の不安な日々を支えられるのは、子供の父親になる夫しかいない。

 仕事ではないのだから解決策を示してくれなくてもいい。

 ただゆっくり話を聞いてくれればそれでいい。

 治療の最前線で戦っているの妊活中の妻は、そう思っているのではないだろうか。

デイリー新潮編集部