“パー27”ミニゴルフ、日本にも拡まるか

スポーツ週刊新潮 2017年3月2日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 18ホールを回るのは、体力的に辛い。仕方なく公園のグラウンド・ゴルフで気分だけ味わっている、なんていう往年のゴルファーには、打って付けだ。

 ホールは通常の半分の9ホールで、いずれもパー3の100ヤード以内と、短いのが特徴の「ピッチ&パット」。1867年に英国で発祥と歴史は古いのだが、日本では馴染みが薄かった。そこで、昨年11月に、ゴルフの“総本山”として知られる英国「R&A」公認の「日本ピッチ&パット協会」が誕生。今後は、広く普及に乗り出すという。

 協会のスーパーバイザーを務める三浦辰施(たつや)・日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロによれば、

「若者が自動車に乗らなくなったことや、会社の先輩との交流を持たなくなったことなどから、ゴルフ離れが起きています。少しでも、ゴルフの良さを知ってもらいたいということから、このピッチ&パットに辿り着いたというわけです」

 既存のショートコースを利用し、基本ルールはゴルフと一緒だが、荷物になるクラブはフルセットの必要がなく、パターを含めた任意の3本。身軽さがウリなのだ。

「通常は、朝から行って夕方までかかりますが、このゲームなら、1ラウンド40分~1時間と短い。当然、プレー代も安くなり、敷居が低い分、気軽に始めることが出来ます」(同)

 トータルで歩く距離も短いため、体力に自信のないお年寄りや、子供でもプレーすることが可能。さらに、

「ワールドカップもあって、昨年は名門のセント・アンドリュースで催されました。国内では4月から順次、試合を行います。上位者は来年のW杯の出場も可能です」(同)

 今からでも遅くない?