トランプが敷く厳重警護 300名24時間体制のSP

国際週刊新潮 2016年11月24日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

24時間体制の厳重警護(写真はイメージ)

 これだけ反発の多い新大統領である。早くも「暗殺の時が来た」と、ツイッターで呟く者も現れた。

「私は1998年からトランプを取材し、友人としても付き合っています」

 こう話すのは、かつて「ワシントン・ポスト」などに在籍したジャーナリストのR・ケスラー氏(72)。

「彼にはそれ以前からボディーガードがいたが、十分ではなかった。そこで昨年の8月頃から、彼に個人的な警備を付けるよう促した。結局、11月からコードネーム『Mogul』と呼ばれる20名の私的なSPを付けたのです」

 トランプ氏は昨年12月31日、フロリダ州パームビーチで「ニュー・イヤー・イブ・パーティ」を開催。ケスラー夫妻も、この席に招かれたそうだが、

「この時も20名のSPが常に目を光らせていた。彼も『私がゴルフをしている時も、それぞれ自分の持ち場から私を見ている。だが、私のミスショットは見ていない』なんて満足そうに話していたね」(同)

 選挙戦が始まってからは、共和党がさらにSPを増やしたという。そして当選した後は、

「常時約40名、合計約300名のSPが24時間体制で警護にあたっています。ケネディやレーガンに代表されるように、感情を高ぶらせるタイプの大統領は、暗殺のターゲットになり易い。SPはビルの入口、エレベーター、出口には気を配っているが、それだけでは十分ではない。だからこそ特別な配慮が必要だ。私は今から彼に防弾チョッキの着用を勧めます」(同)

 大統領就任後はどうなるのか。

特集「差別と憎悪の渦から生まれた『トランプ大統領』25の疑問」より