粗品の「ツッコミスター」はなぜ万人受けが難しいのか 「ガキ使」との比較で浮かび上がる“決定的な違い”

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ギャラクシー賞の月間賞も

 霜降り明星の粗品が企画に携わるお笑い特番「ツッコミ芸人No.1決定戦 ツッコミスター」(フジテレビ系)が、2026年の大みそかに放送されることが決まった。12月31日の夜から翌年1月1日にかけて年をまたいで放送される。【ラリー遠田/お笑い評論家】

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「ツッコミスター」は、今年5月に初めて放送されたお笑い特番である。ツッコミに定評のある若手芸人が集まり、さまざまなお題に対して即興でツッコミを繰り出し、その技術や発想力を競い合うという内容だ。粗品はMCや審査員を務めるだけでなく、出場者の選定や競技の設計にも深くかかわっていた。

 初回放送はお笑いファンを中心に大きな反響を呼び、ギャラクシー賞の月間賞にも選ばれた。単なる人気芸人の手がけた特番ではなく、お笑いの新しい可能性を提示した意欲的な企画として評価されたのである。

 この番組の特徴は、これまで脇役として扱われることの多かった「ツッコミ」という芸そのものを主役に据えたことだ。色や数字といった、それ自体にはボケの要素がない題材にまでツッコミをいれて笑わせようとする。

 従来の漫才やコントとは異なる角度から芸人の能力を引き出す。「ツッコミスター」は、お笑いの進化の最先端にある意欲的な企画であると言える。

 年またぎのお笑い特番と言えば、かつて一世を風靡していたのが日本テレビの「笑ってはいけない」シリーズである。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」から派生したこの特番は、2006年から2020年までは年またぎで放送された人気番組だった。

 大みそかの番組の中では、「NHK紅白歌合戦」に次ぐ高視聴率をマークしており、年末の風物詩として多くの視聴者に愛されていた。

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