「艦が沈むときは艦長も死ななければならぬ」――多くの無駄死を生み出した「有名な海軍大臣」の大罪
イギリス東洋艦隊司令長官トム・フィリップス大将が、昭和16(1941)年12月10日のマレー沖海戦に敗れた際、救助の申し出を「ノー・サンキュー」と断り、座乗していた戦艦「プリンス・オヴ・ウェールズ」とともに海に没したという伝説が、日本海軍に、艦長はおろか、その上の戦隊司令官や艦隊司令長官までも、乗艦と運命をともにすべきだとの無言の圧力のもと、無意味に死を選ぶという風潮を招いた。 写真は、マレー沖海戦で、日本海軍陸攻の攻撃にさらされるプリンス・オブ・ウェールズとレパルスの英艦隊(Z部隊)






