浴槽の蓋を開けると、ゴキブリが「ごっちゃり」…“予約の取れない清掃業者”が見た、ゴミも高価アクセもいっしょくたの「壮絶汚部屋」
虫だらけ、油まみれ、謎の激臭……業界歴およそ30年、ハウスクリーニング会社「エムズクリン」代表の前田清貴さんが訪ねるのは、そんな一筋縄ではいかない現場だ。「予約の取れない清掃業者」と呼ばれる前田さんの忘れられない“汚部屋”とは。
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【写真を見る】「どうやったらこんなに汚せるの?」…玄関を開けたら〝絶望しかない”壮絶汚部屋 床の上にチラ見えする「黒いなにか」の正体は
特殊清掃から遺品整理、賃貸物件の退去時クリーニング、模様替え……決められた時間内で徹底的に仕上げる技術が評判を呼び、現在、個人からの依頼は基本的に紹介がなければ受けていないという前田さん。3時間作業で税抜1万8000円、退去後の3LDKで7万5000円より(参考料金、広さによって異なる)と手頃なため、半年先まで予約がいっぱいだ。そんな人気業者でも、とんでもない部屋に行き当たることはある。
「知人の紹介で“マンション退去後のクリーニングを頼みたい”という30代の男性から依頼がきました。説明によると、荷物はもうないからキッチンと浴室を中心にクリーニングをしてほしい、ということでした。現場には15時に来てくださいと言われて、到着したのですが……」
インターホンを押しても応答なし。電話にも出ない。10分おきに何度か試したが、反応はなかった。
「もう15時45分くらいになってしまい、さすがに引き揚げかけた矢先に向こうから電話が来た。『寝てました』って、悪びれもせず言われました。まさか部屋の中にいたとは思わなかったので、慌てて戻りました。そしたらビックリ、部屋の中に荷物がいっぱい……全然片付いてなかったんですよ」
退去して空っぽのはずの部屋には、段ボールや衣類、雑貨が散乱。廊下すら通れず、掃除道具を運び込むこともできなかった。しばし呆然としてしまった前田さんに、ギャル男風ファッションの依頼人は「荷物まんまでサーセン」と軽く詫びたそう。
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