「Wink」鈴木早智子、宇徳敬子、井上昌己が30余年を経て集結 「ガールポップ」復活の舞台裏

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 昭和の時代に隆盛を誇ったアイドル歌手が下火となり、それに代わるように女性シンガーソングライターや女性シンガーが台頭し始めた1990年代。多くの女性シンガーらが巻き起こした音楽シーンは「ガールポップ」との名を与えられ、ムーブメントは一つの時代を鮮やかに彩った。そんな往時の熱を再現するライブ「GiRLPOP90’s vol.1」が11月1日、TOKYO FMホールで行われる。ムーブメントの始まりから数えると三十余年……出演者もファンも若かりし頃の熱に包まれるか。

ファンも興奮

 ライブに出演するのは、発案者でもあり、現在も精力的にCDリリースや全国ライブを続けるシンガーソングライターの井上昌己。元B.B.クィーンズ・Mi-Keのメンバーである宇徳敬子。昭和から平成にかけてWinkとして一世を風靡した鈴木早智子だ。ほか、ゲストにシンガーソングライターの相馬裕子も出演。相馬は15年ぶりの歌唱になる予定という。

〈申し込みました〉〈チケット届きました〉

 9月にチケットが発売されると、SNSなどでこうした報告が相次ぎ、ファンの期待の高さがうかがえる。TOKYO FMホールが、1990年代にタイムスリップしたような空間になることは間違いなさそうだ。

意外? な組み合わせの理由

 ライブの呼び掛け人でもある井上は、ガールポップに対する思いを次のように話す。

「振り返れば、90年代というのは華やかで賑やかな時代で、たくさんの女性アーティストが活躍した時代でもありました。そのワンシーンとして私自身はガールポップというムーブメントの中に確かに存在しており、それは今でも歌い続けている原点でもあります。あれから30年以上が経った今、当時のアーティストとの再会も多くなり、あの頃はライバルであり、会話もなかったような仲間たちと改めて会話をする中で『じゃあ集まってコンサートをしようよ!』という気持ちが芽生えたのです」

 そうした井上の思いは、今年5月に発売された新曲で、ともに歩んできたアーティストの仲間やファンらへの感謝などが綴られた「友情物語」にも投影されている。

 ところで、シンガーソングライターの井上や相馬はともかく、アイドルとして活躍したWinkの鈴木の出演などには、意外な印象を受ける人も多いかもしれない。井上はこう説明する。

「仲間との会話が増えていく中で、私にとってあの時代に歌っていた女性たちは『ガールポップ』という言葉に集約してもいいのでは、と思えたのです。その1回目を開催するにあたり、宇徳敬子さん、それに鈴木早智子さんという、観る人にとっては珍しいとも思える組み合わせでのコンサートとなりました。『Vol.1』としたのは、あの頃を知るファンたちが集まってきて、第2回、第3回と続けることができればいいなという思いから。今回のコンサートを私自身、楽しみにしています」

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